ある生物学者の不可思議な心臓

ある生物学者の不可思議な心臓

先天性心疾患をもつ生物学者が命について考える。

自己紹介

初めてのブログ初めての投稿なので緊張している。一体何からどう書いていっていいのかとあれこれ悩んでしまうが、そう悩んでいるうちにブログを始めるまでに年月が過ぎていってしまった。でも、緊張や悩みは心臓にストレスを与えよくないので、あまり深く考えずとりあえず始めてしまえばいいかと思うことにした。


しばらくは自己紹介をかねて、病気のことやおいらが専門にしている生物学について、基本的なことを書いていこう。

現在おいらが患っている病気は以下の通り。
右胸心、両大血管右室起始、肺動脈狭窄、房室弁交叉
蛋白露出性胃腸症(PLE)
上室性頻脈
慢性C型肝炎、肝繊維症
腎機能障害
正球性貧血、消化管出血
薬剤性膵臓機能障害
腰椎圧迫骨折、骨粗鬆症

手術歴
ブレロックシャント術→肺動脈形成術→APCフォンタン手術→心外導管型フォンタン再手術(TCPC conversion)+メイズ術+ペースメーカー受込み術

なかなかいい感じだね。主治医の先生からも病気のオンパレードだね、と言われたよ。どの病名も難しくてわからない人も多いだろうから、これから少しずつ紹介していくことにしよう。

このブログのもう一つの主題である生物学についても簡単に紹介しておこう。
おいらの専門
植物生態学、個体群、群集、空間解析

興味のある生命現象
ある植物の集団の変化(専門的には個体群動態という)
生物多様性の維持メカニズム(なんで多様な植物が共存できるの?)
植物群集の変化(いろいろな植物種が混在する植物群集でどんな風に変化したりするのか。何か法則のようなものがあるのか)
草本植物、雑草、草原

こんな専門なので、心臓病とはほとんど関係がない。でもどちらも命であるから、生物を考えていくと心臓のことも考え、心臓のこと考えれば生物について考えたくなるのだ。ともかく、植物も心臓も知るほど面白いし奥深いのだ。その面白さを伝えられたらいいけど、果たしてうまく綴っていけるだろうか。

とりあえず今日のところはここまで。